ABOUT

HOME | ABOUT
 

売るための印刷会社として

ポイントは「女性の感性」「女性の視点」

 
私たちは「売るための印刷会社」として長年お客様から相談を受けてきました。
商品が売れるには「女性の感性」「女性の視点」が大切と言われるようになってから随分と時間が経過していますが、お客さまの目に留まる商品の様々なパッケージや印刷物に触れる中で、その感性や視点が商品に反映され、本当に伝えたい人(商品を購入する顧客)にきちんと伝わっているのかと疑問に感じるようになりました。
 
例えば、SNS戦略を考えた場合の一番のキーワードは「映え」と言われてきました。
 
SNS映えするパッケージデザインが人気となり、結果として商品そのものの魅力に気がついてもらえる逆転現象も数多く見られてきました。
 
特にSNSからの情報に敏感なF1F2層の女性の感性は鋭く、パッケージとして最終的に完成されたものを通してデザインや商品の魅力を感じる傾向が大きく、紙面やWEB上でみるデザインがいくらお洒落であっても、結果としてF1層やF2層の女性が欲している魅力的な「映え」は、紙面やWEB上でみるデザインから直接つながることは稀でした。
 
しかし最近では、Instagramのリール機能やTikTokなどの動画投稿が主流となり、SNS戦略では「映え」は特別なものではなく、ごく当たり前に必要な要素となっています。

どのようなデザインが有効か研究を重ねること

 
当たり前となった「映え」の重要な要素である最終成果物(パッケージ)を具体的にイメージすることは「売るための印刷会社」として30年以上活動を続けてきた私たちにはとっては、それほど難しいものではありませんが、クライアントがパッケージの具体的なイメージが持てないと「映え」にはつながらないという結論から、どのようなデザインが必要で、どのようなにすれば「映え」につながっていくのかを伝えていくことには、とても研究を重ねました。
 
「女性の感性」「女性の視点」が商品に反映されているのか。本当に伝えたい人(商品を購入する顧客)に伝わっているのかと言う疑問もこの研究から生まれたものです。
 
一般的にはまずは売りたい商品があり、デザイナーを選んでパッケージを作っていきます。その場合には、どうしてもクライアントの売りたい気持ちや感性・視点がメインとなるデザインに偏ってしまい、商品を購入する顧客に刺さるデザインではないことが多いのです。
 
要するにクライアントが考える可愛いや綺麗を押し付けている可能性があるのです。
 
SNSで話題となり「売れた商品」は、その多くの場合「結果」売れただけで、「意図して売れた」訳ではないことがほとんどなのです。

 

売れる商品づくり

顧客に刺さるデザインを提案していく逆算方法

 
私たちが考える「売れる商品づくり」は、クライアントが売りたい商品の方向性やコンセプトを正しく理解し上で、パッケージのイメージを具体的に提案し、最適なデザイナーを選択し、商品を購入する顧客に刺さるデザインを提案していく逆算方法で行います。
 
この方法では、商品を購入する顧客である女性の感性や女性の視点を理解した女性デザイナーたちによってしっかりと取り込んでいくことが可能となります。
 
単に印刷することが目的ではなく、感度の高いF1層やF2層の女性たちが欲しいと思うものづくりをトータルでサポートすることが私たちEyePointの役割と考えています。

GREETING

売れるためのデザインが必要なのだということ

私たちEyePointの母体は50年以上のキャリアのある印刷会社です。
 
子供の頃から紙がなくなることはないから印刷は廃れることがないと父に言われ続け、私は大学卒業後に就職した会社を2年で退職し、父の印刷会社へ入社しました。
 
ところが印刷業界の変遷は凄まじく、職人が手作業で行っていた写真製版はAdobeソフトを使ったDTPに、印刷機もデータを直接印刷するオンデマンド印刷機の出現などハード面は激しく変化し、さらにはソフトもグラフィックソフトの進化で誰でも簡単にデザインが出来るようになり、専門的な知識を持つ印刷会社に依頼する必要がなく、印刷=ネット通販、印刷は安いものと認識されてしまうようになっていきました。
 
そのような業界を取り巻く環境下でも、商品となる印刷物を必要とする企業にとってはやはり専門的な知識を持った印刷会社は必要とされてきましたが、そこでもデザインが重要視され印刷会社の立場は単に印刷する下請け会社として見られるようになりました。
 
もちろんデザインは商品にとって一番重要な要素ですが、そのデザインを最終成果物にする技術がなければデザインが活かされないと思っていた私にとっては理不尽に感じることが多々ありました。
 
なぜ印刷会社がそのようなポジションになってしまったのかを考えてみると、印刷会社は印刷することを目的にしてしまい、お客様が「売れる商品」「効果が期待できる印刷物」を作りたいということを理解していなかった。お客様にとって印刷は手段であり、目的は商品を売ることだという大前提を見逃していたことに気づきました。
 
だからこそ、売れるためのデザインが必要なのだということにも気づきました。そのことに気づくと、どうしたら商品が売れるのか=方法、どうしたら商品が売れたのか=結果を最終成果物である印刷物を通じて数多く見てきた経験を通して、できることがあるはずだと私自身の考え方も変わっていきました。
 
キャリア50年の印刷会社の強みを活かし、蓄積された経験や知識をベースにした私たちだからこそできる「売れる商品」のプロデュース、商品を具体的なカタチにしていくディレクション、クライアントの抱える問題を解決するコンサルティング、これらがこれからの私たちがしなければいけない役割だと強く思いEyePointの設立を決意しました。
 
私がかつて感じた理不尽さは、誰のためにデザインしたものが伝わって来なかったからだと思います。売れる商品づくりには、今よりもはるかに女性の感性や視点が重要となります。
 
だからこそEyePointがハブとなり、女性クリエイターと共にお客様がターゲットとするユーザーの目線から遡って商品をカタチしていくことで、お客様にとってのベストな提案を行う。「売れる商品」を通じてお客様の企業価値を高めていくをデザインから最終成果物までをトータルにサポートしていくことをお約束いたします。
 

代表

Shoko Yamazaki